企業のグローバル化 〜ドラッカーの365の金言

 この問題には、私は全く無力としか言いようがない。自分の勤める企業はサービスを国内にしか提供できていないからだ。では、なぜできないのだろうか。扱うサービスが法務や営業・アフターサービスに特化しており、普遍的な製品を作っていないというのが一義的な理由である。
 しかし、世の中はグローバル化が進展中である。ソフトウエアの世界でも、オフショア開発などが盛んである。賃金格差がある以上、同一作業はローコストの国や地域に流れていくことが世の常である。格差という事実をチャンスとしてビジネスにつなげられるかがこれからのマネジメントの腕のみせどころであろう。その意味で、コミュニケーション能力の拡充は重要である。